高齢者に多い腰痛

整体院 隆楓

院長の平田です

 

今日は高齢者の方によく見られる腰痛についてお話ししたいと思います。

 

83歳、男性

1年前より寝返りの時に腰に痛みが出てきて、夜中に目が覚めてしまうという方でした。

 

病院でレントゲン撮った結果骨には異常がないとの事で、薬と湿布を渡され貼ったりしているけれどよくならず、当院に来院されました。

 

まず。お身体の検査のためにベッドに仰向けに寝ていたいだいたところ、膝が軽く曲がったままでしっかり足が伸びません。ベッドと膝の裏に隙間がある状態です。なぜ膝が曲がっているしまっているかというと、股関節を曲げる筋肉である大腰筋の短縮(短くなっている)により緊張しているためでした。まず治療として考えないといけないのが、この大腰筋の緊張を和らげる事です。

 

しかし、なぜ大腰筋は緊張してしまっているのでしょう?

 

ここが一つ目のポイントになります。筋肉の緊張しているところが分かり、そこをマッサージ等して緩くなったとしても、筋肉の緊張を作ってしまっている原因に対してアプローチしないとまた筋肉の緊張を作ってしまうことになります。

この患者さんの場合は、腰椎が後弯(本来は前弯していないといけない)していることにより大腰筋の緊張が出ている状態でした。

 

しかし、なぜ腰椎は後弯してしまっているのでしょう?

 

二つ目のポイントです。お腹の中に注目してみます。腹腔内臓器である内臓は重力の影響により下がりやすかったり、内臓を支えている膜が年を重ねるごとに緩んでしまうので下がる傾向にあります。下がることにより、骨盤に負担がかかりズレが生じます。すると骨盤の上にある背骨がバンランスを取ろうと少しずつズレ始めます。ズレの補正を繰り返すことによって背骨の変形が出来てきます。分かりやすい例が、高齢の方の円背です。

円背になると、背中が丸まるために胸郭の広がりが少なくなります。すると胸郭が硬くなってしましまいます。背骨が丸まったり胸郭が硬くなってしまうと、体を回転させるのが難しくなります。でも、寝返り時にはこれをなんとかやろうとするので、腰に負担がかかり痛みとして出ることが多いです。

 

まとめますと、

 

年齢の経過による内臓下垂

⬇︎

骨盤のズレ

⬇︎

背骨の変形・ズレ・硬さ

⬇︎

円背・胸郭の硬さ

 

これにより、うまく体を回すことが出来ない状態なのに、寝がえりする際には体を捻らないといけないので腰に負担がかかり腰の痛みとして出るということです。

高齢の方に限らず、若い方も内臓下垂の方が多いので、ご覧なっている方で心当たりある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

 

整体院 隆楓

院長 平田

 

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