整体院 隆楓
院長の平田です
昨日に引き続きカルシウムのお話です。
昨日は、血中にある1%のカルシウムが身体の正常な機能を維持するのに大事になっているが、日本人はカルシウムが足りていないという話しをしました。詳しくは前回のブログをご覧ください。
今日は、カルシウムが足りていない理由についてお話ししたいと思います。
日本人の1日に必要なカルシウム量は600〜700mgとされています。これは、干しエビ大さじ2杯分(1杯6g)くらいに相当します。また、1日のカルシウム排泄量は体重×6mgなので、例えば体重60kgの人は、1日360mgは排泄されています。そう考えると、摂取した分の半分くらいは排泄されてしまっていることになります。これは、摂取する栄養状態が良い場合の数値です。
カルシウムは排泄されても、しっかり吸収出来ていれば良いのですがここで問題が生じます。
カルシウムは、リンやシュウ酸といった物質と仲が良く、くっついてしまうと腸で吸収されないで排泄されてしまいます。リンやシュウ酸は身近なものに多く含まれています。
リンやシュウ酸を多く含む食品
・魚介類
・乳製品
・加工食品(添加物として)
・インスタント食品
・お菓子
・アクの強い野菜(シュウ酸) など
リン自体は身体に必要な栄養素であり、普通に食事をしていれば足りなくなることはありません。
むしろ、添加物の多い食べ物やインスタント食品・お菓子などを取ることの多い現代の食生活では、過剰に摂り過ぎている傾向にあります。
そうすると、カルシウムの吸収が妨げられてしまい、身体の機能がうまく働かない状態になってしまうこともあります。実際に、カルシウム不足が身体の回復を遅らせていることもあります。
カルシウムは積極的に取りつつ、リンやシュウ酸の含まれた物の摂取はなるべく控えるようにして、カルシウム不足にならないようにすると体調の変化も感じられると思います。
次回はカルシウムの意外な話しをしたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
整体院 隆楓
院長 平田
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