整体院 隆楓
院長の平田です
今日もカルシウムについてのお話です。
意外な内容なので、驚かれる方が多いのではないかと思います。
カルシウム不足によって起こる病気についてです。
これまで、2回カルシウムの働きや不足する原因などについてお話しました。
まずは、体内でのカルシウム分泌の仕組みから。
生命活動をおこなう上でカルシウムの消費は多くなります。摂取したカルシウムが足りていれば問題がないですが、食生活やストレス等によってカルシウムの消費が多くなってしまうと、血中のカルシウム濃度が低くなってしまいます。
血中のカルシウム濃度は一定に保たれる仕組みになっているので、足りなくなってくると骨を溶かして血中のカルシウム濃度を保とうとします。これが、一時的であればそれほど問題がないのですが、慢性的に足りない状態が続くと、ずっと骨を溶かす状態が続いてしまします。
すると、骨粗鬆症になってしまうのは想像できるかと思います。
意外なのが、骨から溶け出す状態が続いていると今度は血中のカルシウムが多くなるので、血管や関節、組織に溜まってしまいます。これを『カルシウムパラドックス』と言います。
そうすると、
・血管に溜まる→動脈硬化、高血圧、アルツハイマー病など
・関節に溜まる→四十肩や五十肩のような関節症状
・組織に溜まる→尿路結石など
溶け出すのが多いことで、これらの病気の原因になってしまうことがあります。
どれも摂取量が多くてなりそうですが、実は足りない事によって起こっているんです。
普段の食事でカルシウムを摂るようにすると、このような症状の予防になるので気をつけてみて下さい。
ご覧いただきありがとうございました。
整体院 隆楓
院長 平田
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