整体院 隆楓
院長の平田です
今日は来院された患者様の症例を報告したい思います。
当院は、腰痛専門をうたってやっていますが、腰痛以外の症状も当たり前ですが診れます。笑
そんな中、右肩が痛いという患者様が来院されました。
右腕を前から上にあげた時や、腕をひねる動作での痛みがありました。
4月くらいから痛くなって、週2回くらいのペースで近くの接骨院へ通われ、電気治療やマッサージを受けていたようですが痛みが改善されない為に当院にお越しになられました。
その接骨院では肩周りのインナーマッスルが硬いからそこから痛みが出ていると言われたそうです。
当院では問診と検査に時間をかけ原因部位の特定をしてきます。筋肉・骨はもちろん、内臓の位置や硬さ、頭蓋骨の動き、食事のことなどです。
この患者様の状態は、肩周りの筋肉の緊張は少しありましたが、それよりも肝臓や膵臓の硬さを感じました。お話を伺ってみると、甘いもの好きとのこと。
私の中で、合点がいきました。
一通り検査をして、右肩に痛みが出ている原因は次の通りと予想しました。
甘いものを摂取
↓
血糖値が上がるため、膵臓から分泌されるホルモン(インスリン)で血糖値を下げようとする。血糖値を下げる為に、糖を肝臓に貯めたり、筋肉や細胞に貯めたり、脂肪に変えられ中性脂肪として蓄えられる。このサイクルが続くと、インスリンを出している膵臓は疲れ、糖を貯める肝臓も重たくなってくる。
↓
重たくなった肝臓は横隔膜を下に引っ張り、肋骨を下げ、鎖骨を下げ、肩甲骨の動きが悪くなり、肩関節が正常な位置からずれる
↓
ずれた状態で使っていると、変な使い方になってしまうので筋肉が緊張する
↓
結果、動かした時に痛みが出る
なので、この場合は肩周りの筋肉だけに対して施術しても根本が改善しないので痛みは良くなりません。大元の原因であろう肝臓の位置を上げないとダメです。
私の施術としては、横隔膜・肝臓を含めた内臓の位置や状態、機能を改善するように施術した後に、肩の関節の状態を整えるようにしました。
施術後に動きを確認したところ、腕をあげる動作やひねる動作の痛みは改善しました。
肩をマッサージしていないのに痛みが改善してたので、患者様は驚かれていました。
やはり、内臓の治療は大事だなと改めて思いました。
ご覧いただきありがとうございます。
整体院 隆楓
院長 平田
当院へご来院されている患者様の地域
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