整体院 隆楓
院長の平田です
本日も身体にとって必要な栄養である『亜鉛』についてお話ししたいと思います。
亜鉛は、動物性食品や全粒粉に多く含まれる栄養素です。
生命の維持や細胞の正常な分化に深く関わっており、不足すると色々な不定愁訴の原因になります。体内の様々な酵素を正常に働かせるために必須のミネラルです。
亜鉛は大人の体内に約2g含まれており、鉄の次に多い微量ミネラルとなっています。
前立腺、骨・骨髄、眼の脈絡膜、筋肉などにたくさん含まれており、コラーゲン合成に関わるため皮膚にも多く存在しています。
食べ物から摂取された亜鉛は小腸で吸収され、その吸収率は約30%といわれています。そして年齢とともに亜鉛の吸収率は低下します。吸収された亜鉛は、その多くがタンパク質とくっついて存在しています。
●亜鉛の効果
亜鉛は、300種以上の酵素に関わっていることが知られ、その効果は全身に及びます。
- 皮膚を守る
- 妊娠を維持する
- アレルギーを抑制する
- 成長を促す
- けがや火傷の回復を促す
- 骨を丈夫にする
- 味覚・視覚・嗅覚を正常にする
- 脱毛を防ぐ
- 精力増強
- 前立腺障害を防ぐ
- 糖尿病を防ぐ(インスリンの構成成分)
- からだの酸化を防ぐ
●亜鉛不足の症状
亜鉛の不足が続くといちばん出てくるのが皮膚症状です。そのほかの亜鉛不足の症状としては高齢者に味覚障害がよく見られます。しかし最近は子どもや若者の味覚障害も問題になってきています。
- 成長が障害され、低身長となる
- 性腺発育不全がおこる
- 精子の形成が障害され、男性不妊の原因となる
- 食欲不振
- びらん、水疱、乾燥、などの皮膚症状
- 脱毛
- 傷の治りが遅い
- 無欲化、情緒不安定、行動異常、記憶障害、うつ症状
- 下痢、胃腸障害が起こる
- 風邪を引きやすい
- 正常な味を感じない
- 鉄欠乏性貧血
- 活性酸素障害が起こる
加工食品や精製された穀類は亜鉛含有量が低いので、これらを日常的に食べている方々にとって不足しやすい栄養素です。また菜食主義者も亜鉛は不足しやすくなっています。
身体にとって必要な栄養素の亜鉛。
皆さんは足りていますか?
ご覧いただきありがとうございました。
整体院 隆楓
院長 平田
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